コロナ禍に負けない「今だからこそ,全国とつながる!SC(セレクト&コメント)リレー・メッセージ」 第23弾
更新日:2021/05/24
【第23号メッセージ執筆者】 樋口 信 氏(第12期生)
第10期生小林直樹氏からのバトンパスです!
新潟県十日町市から全国の同窓生の皆さんへ
「 気 」
昭和五十三年四月,豪雪地十日町市から仙台大学へ入学しました。「体育教員になりたい」と初めて本気で親を説得しました。入学後チームスポーツで球技がやりたい気持ちが強く,無謀にも初心者でバスケットボール部に入部しました。児玉善廣先生が赴任した年で,厳しく四年間を過ごし,「社会人として即戦力」の方針のもと,心身ともに鍛えられました。未だに気持ちにブレなく本気で生徒に接することができます。仙台大学での四年間があればこそです。人間その気になれば人生を大きく変えられると思います。「本気になれ」と書いて「マジになれ」と生徒に受け狙いで言ったこともありますが・・・視覚・聴覚認識は必要です。親子二代お世話になった仙台大学と同窓生の絆の強さは私の誇りです。乱文にて失礼します。最後にコロナは終息します。そう思って頑張りましょう。
<事務局から感謝を込めて>
「気」の塊のようなメッセージである。
四十年間ブレることなく本気で高校教師として生徒に接する姿。生徒たちは,この姿勢から生きていくための術を学ぶ。筆者は常にメッセージのキーワードに「本気」を挙げている。「本気」がいかなるものか学び,理解しているからこそ,胸を張って活用していると感じ取ることが出来る。
「社会人として即戦力」を掲げたバスケットボール部の方針。この明確な方針と出会い,厳しく四年間を鍛え上げられた筆者は,「本気になれ」と後進の育成に力を注ぐ。筆者の輝きを放つ光景が思い浮かぶと同時に,「本気」という一隅を照らす人材が育成されていく。
筆者のメッセージは,我々の人生の中に如何に「気」が影響するものかを伝えてくれている。そして,そのブレることのない「気」を創り上げたのは,仙台大学の四年間。コロナ禍に負けることのない,これからを生き抜いていく「気」は,全国の同窓生それぞれの中に培われていると信じている。
現在,全国の同窓生の皆さんへ原稿依頼しています。同窓会ホームページへの掲載は,順不同になることもあるかと思いますので,予めご了承下さい。
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