更新日:2021/11/19
【第62号メッセージ執筆者】 宮腰 正己 氏(第8期生)
第8期生林良彦氏からのバトンパスです!
千葉県茂原市から全国の同窓生の皆さんへ
「 挑 」
今回,私が伝えたい漢字は挑戦の『挑・・・・いどむ』です。
この「挑」という漢字を選んだのは,66歳になる現在も陸上競技を通して記録,そして自分自身の限界に挑んでいて,挑戦することの楽しさ,挑戦できることの喜び,挑戦することの大切さを伝えようと思ったからです。
中学,高校,大学,そして教員になり34歳まで選手として大会等に出てきました。現役引退後も中学校の陸上部の顧問として指導が中心になりましたが競技に携わって来ました。
転機が訪れたのは,教員生活も少なくなった55歳の時でした。既にマスターズ陸上に参加していた教え子が訪ねてきて私に言った。
「先生,一緒にマスターズ陸上に挑戦しませんか」この一言でした。
現役を引退して既に20年の月日が流れ年齢も55歳,到底無理だと思い一度は断ったのですが,自宅に帰り学生時代のアルバム等を見ているうちに徐々に気持ちに変化が出てきました。早速,パソコン等でマスターズ大会の様子や記録等を調べてみると,これくらいの記録だったらいけるかな,挑戦してみようかな,そんな気持ちに変わりました。このような状況から私のマスターズ大会への挑戦が始まり今年2021年で11年目のシーズンを迎えています。
現在,千葉県,関東,東日本,全日本マスターズ,アジアマスターズを中心に大会に参加し,60m,棒高跳び,ボール投げ(ソフトボール3号球)に出場しています。おかげさまでこの10年間で上記の大会すべてで優勝することができました。
教員時代,生徒たちによくこう言っていました。
「君たちには,無限の可能性がある,その無限の可能性に挑戦しなさい」
今ではその言葉をそのまま自分自身に言い聞かせて自分の競技人生を楽しみながら挑戦をしています。
マスターズ陸上を始めたことにより,日本各地に陸上仲間ができ,学生時代に県大会,インターハイ,インカレ等で戦った仲間との再会があったり,人と人との繋がりも大きく広がりました。
現在,コロナ禍でトレーニング場所の制約や大会等の規制,中止などが相次ぎモチベーションを維持するのが大変ですが,常に「挑戦」という言葉を胸に秘め,自分の身体が動く限り挑戦を続けたいと思います。
目標は80歳くらいまで現役で挑戦を続け,世界記録が作れたら最高です。
現在,全国の同窓生の皆さんへ原稿依頼しています。同窓会ホームページへの掲載は,順不同になることもあるかと思いますので,予めご了承下さい。
全国の同窓生からの自由投稿,大歓迎です!お待ちしています!