今だからこそ、全国とつながる!SCリレー・メッセージ

コロナ禍に負けない 「今だからこそ,全国とつながる!SC(セレクト&コメント)リレー・メッセージ」第91弾

更新日:2022/02/14

【第91号メッセージ執筆者】 大町 定雄 氏(第8期生)

宮城県仙台市から全国の同窓生の皆様へ

「 宝 」

 人生には3つの坂があるそうです。登り坂に下り坂,そして「まさか」だそうです。先日リレー・メッセージの原稿依頼があり,私にとって久しぶりの「まさか」でした。

 私は仙台大学には保健体育の教員免許取得のため,2年間の在籍でした。社会の免許を取得していたので3年に編入し,先生方にご指導をいただき何とか卒業できました。

 仙台大学を卒業と同時に聖ウルスラ学院中・高等学校(現聖ウルスラ学院英智)に採用が決まり,私の教員生活が始まりました。当時は女子高でしたが,現在は共学となり活気あふれる学校になりました。皆様もご存じのバドミントン女子ダブルスでリオデジャネイロ五輪金メダリストの「タカマツ」ペアが卒業した学校です。髙橋礼華さんは中学・高校で保健体育と日本史を,松友美佐紀さんは高校で体育を担当しました。「まさか」オリンピックチャンピオンになるとは思いも寄りませんでした。

 34年間の教員生活の前半は保健体育と日本史を担当,40代後半に福祉の教員免許を取得してからは日本史と福祉の担当となりました。教材研究や実習の準備等は大変でしたが,自分のキャリアを積むには大きな経験でした。また,教科指導や生活指導以外にも,教師一年目に起きた宮城県沖地震,10年前の東日本大震災を体験し,防災指導のあり方など考えさせられることもありました。教師生活を振り返るとたくさんの学びや出会い,想い出があります。すべて私の宝です。

 人生百歳の時代に入り,感謝と祈りの毎日です。これからも自分の人生を省みながら一日一日を笑顔で楽しく,地道な生活を心がけていきたいと思います。

 もちろん思いも寄らない「まさか」にも柔軟に対応しながら・・・・・。

 

 

現在,全国の同窓生の皆さんへ原稿依頼しています。同窓会ホームページへの掲載は,順不同になることもあるかと思いますので,予めご了承下さい。

 

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