更新日:2023/06/20
【第219号メッセージ執筆者】 及川 功次郎 氏(第16期生)
宮城県登米市から全国の同窓生の皆様へ
中学校教員として2校目の勤務となる職員室の中央黒板上に、額に飾られた「和」という字がありました。私は「和やかに、仲良く、楽しく勤務する」という意味だと思っていたところ、同じ職場にいた同窓の先輩から「和して同ぜず」という意味だと聞かされました。
これは『論語』の徳の高い人は、和して同ぜず。つまり、他の人たちと協調(協力)はするけれど、だからといってむやみと同調(雷同)するわけではない。それに対して、徳の低い人は、同じて和せず。つまり、他の人たちに同調はするけれど、協調はしないというわけです。この「和して同ぜず」を座右の銘として、33年間の教員生活を送ることができました。この33年間の教員生活では、多くの同窓生の方々にお世話になりました。「時には厳しく、時には優しく」と、まさに「和して同ぜず」のごとく接していただき、充実した教員生活でした。現在は、公益財団法人宮城県スポーツ協会に務めており「“みやぎ”をスポーツの力で笑顔と元気に」のスローガンのもと、宮城県のスポーツ(競技・生涯)の振興・普及に努めております。 ※公益財団法人宮城県スポーツ協会の会長は「鈴木省三さん」です。
現在,全国の同窓生の皆さんへ原稿依頼しています。同窓会ホームページへの掲載は,順不同になることもあるかと思いますので,予めご了承下さい。
全国の同窓生からの自由投稿,大歓迎です!お待ちしています!