更新日:2021/07/29
【第33号メッセージ執筆者】 伊賀 光男 氏(第1期生 仙台支部)
宮城県松島町から全国の同窓生の皆さんへ
「 生 」
昭和42年第1期生として入学,昭和46年卒業する。
地方公務員として37年間奉職し退職,その後,公社専務理事及び職業訓練校校長兼事務長,町議会議員を経て今日に到る。
現在73歳をむかえ孫4人,息子(仙台大学卒)夫婦,家内(仙台大学3回生卒)と8人,そして愛犬一匹の家族である。
毎日,賑やかに生活(余生)を送っているが,これが「生」になる証しなのかと思う今日この頃である。新型コロナウイルス禍の未知の時代,これからどのような行動をとり,より安心安全な生活ができるか私一人ではなく,社会全体に言えることではあるが,好きな旅行,ゴルフ,釣りなども控え我慢している。
この歳になり,はじめて「生きていく」ことを考えるようになった。他人から見るとそれでも幸福だと羨む方もいると思うが,本当に今,ものすごく幸福を感じており「生」に対しての意識を強くもって,生きる喜びをもっともっと感じる人生を歩んでいきたい。
<事務局から感謝を込めて>
この歳になり,はじめて「生きていく」ことを考えるようになった。
というとおり,筆者は自身の履歴を2行程度で示しているが,大きな深呼吸と共に一息で駆け抜けてきた人生の歩み方の勢いが伺える。世のため人のために必要な人材として活躍され現在を迎え,長きに渡り母校仙台大学の名を広めてきた功績は大きい。先輩方の活躍が後輩たちの歩む道を創り上げてきた。この繰り返しが全国の同窓生のひとつひとつの人生に花を咲かせてきたのだと有難く思う。
現代において,8人家族はすばらしい。賑やかな生活から「生」を感じ取る。家族の中にも歴史がある。「生」の証しが,子や孫に受け継がれる。筆者が感じている通り,正に幸福。仙台大学で培った共通の思いの量は,他にはない格別な幸せを量産していると確信できる。
「生きていく」ことは,永遠のテーマである。
筆者がメッセージの最終行で示している,「生」に対しての意識を強くもって,生きる喜びをもっともっと感じる人生を歩んでいきたい。このメッセージが「生きていくこと」そのものなのかもしれない。全国から寄せられるリレー・メッセージのひとつひとつから,生きる喜びを感じさせていただいていることは,誠に幸福そのものである。
現在,全国の同窓生の皆さんへ原稿依頼しています。同窓会ホームページへの掲載は,順不同になることもあるかと思いますので,予めご了承下さい。
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