更新日:2022/05/30
【第119号メッセージ執筆者】 國武 史照 氏(第10期生)
熊本県上益城郡から全国の同窓生の皆様へ
「 桜 」
私には三つの故郷がある。小・中学校時代を過ごした熊本。高校時代を過ごした群馬、大学時代を過ごした「船岡」である。
現在は熊本で生活しているが、毎年、春になると第三の故郷である「船岡」の「桜」が懐かしくなり、もう一度、「桜」を観てみたいという衝動に駆られる。
入学間もない頃、船岡城址公園の桜の木の下で陸上部の新入生歓迎コンパがあり、先輩方に酒を勧められ泥酔したこと、東北線の車窓から見る船岡駅周辺の白石川堤一目千本桜の美しさに感動したことを今でも鮮明に覚えている。
蔓延する新型コロナウイルス、ロシアのウクライナ侵攻が混沌とする中、これまでの生活が大きく変化しており、平和で普通に暮らしていた頃の有難さを痛感している。
多くの人が心身にストレスや不安を感じている中でも「桜」の可憐な花は観る人の心を癒してくれる。
今年も船岡の「桜」を思い出し、少しだけ気持ちが明るくなったように思う。
五年前に還暦同期会に参加し、旧交を温めたが、船岡の「桜」が咲く時期に、また集いたい。
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