更新日:2022/07/20
【第127号メッセージ執筆者】 式見 貴美穂 氏(第10期生)
北海道幕別町から全国の同窓生の皆様へ
「 伝 」
大学を卒業して43年になります。今は町の不登校児童生徒が通う施設で教育相談員として子ども達と関わっています。子によって学校に行けない理由はまちまちですが、人や集団になじめないことが原因となるケースが殆どです。自分の考えや思いを他に上手に伝えることに、苦手意識を持っている子が増えている現状があります。
学生時代の4年間はまさしく人とのコミュニケーションを通して、組織の高まりを体験を通じて会得できた時期でした。就職後は教員として「何をどう子どもに伝えるか」また、職員には「教育は人なり」を伝え育て、次に繋げる力をどう育成するかを課題としてとしてきたように思います。
世の中は凄まじい勢いで変化していますが、流行に惑わされることなく人としての不易な部分を伝え広げることが大切だと感じています。大学の4年間は私の生き方の基礎となり、その時の友は今も親友です。これからも様々な人との出会いを大切に伝え広げる活動ができるよう、また、同窓生として仙台大学の建学の精神や良さを少しでも地域にアピールできればと考えています。今後も社会に貢献できる学生の育成と益々の発展を御祈念申し上げます。
現在,全国の同窓生の皆さんへ原稿依頼しています。同窓会ホームページへの掲載は,順不同になることもあるかと思いますので,予めご了承下さい。
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