今だからこそ、全国とつながる!SCリレー・メッセージ

コロナ禍に負けない 「今だからこそ,全国とつながる!SC(セレクト&コメント)リレー・メッセージ」第132弾

更新日:2022/07/25

【第132号メッセージ執筆者】 佐々木 知歌子 氏(第10期生)

栃木県宇都宮市から全国の同窓生の皆様へ

 

 

 

「 咲 」

 「置かれた場所で咲きなさい」
 私の好きな渡辺和子さんの言葉です。

 この後に続けて「咲くということは、仕方がないと諦めることではありません。それは、それは、自分が笑顔で幸せに生き、周囲の人も幸せにすることによって、神があなたをここにお植えになったのは間違いではなかったと証明することなのです。生きていると「こんなはずじゃなかった」と思うことが、次から次に出てきます。そんな時にも、その状況の中で「咲く」努力をしてほしいのです。どうしても咲けない時もあります。雨数が強い時、日照り続きで咲けない日、そんな時には無理に咲かなくてもいい。その代わりに、根を下へ下へと降ろして根を張るのです。次に咲く花が、より大きく、美しいものになるために。」と・・・

 毎年送っていただく大学の広報誌には、後輩の皆さんの活躍ぶりに驚いています。
何年か前、卒業してからはじめて大学を見学させて頂きました。その変貌ぶりに大変驚きました。素晴らしい環境の中で勉強できて羨ましい限りです。

 私が入学した時は、プレハブ教室、25Mプール、木造の事務室と施設設備はかなり貧弱でした。(ごめんなさい)そんな環境の中でも、色々なことを学びました。

 4年生のリハビリテーション実習の授業だったと思います。福島県、国見の病院に伺った時です。白バイを運転中に転倒し頸椎損傷、寝たきりになった若い警察官が、一緒に付き添っていた若い奥様と共に、にこにこ笑顔でリハビリをしていらした姿を見ました。後で知ったのですが、完全復帰は難しいとの事でしたが、まさに、置かれた場所で咲いている方だと思いました。きっと寝たきりになった時はショックだったでしょう。しかし、それを乗り越えてリハビリしている姿に、胸を打たれました。

 人生には、「こんなはずじゃなかった」と思う事が多いかもしれない。しかし、めげることなく、そんな時こそ根を下へ下へと降ろして、次に咲く花がより大きく、美しいものとなる様、頑張ってほしいと思います。皆様のご活躍を陰ながら応援しています。

 

 

 

 

現在,全国の同窓生の皆さんへ原稿依頼しています。同窓会ホームページへの掲載は,順不同になることもあるかと思いますので,予めご了承下さい。

 

 

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