更新日:2022/08/04
【第135号メッセージ執筆者】 佐藤 誠一 氏(第11期生)
宮城県牡鹿郡から全国の同窓生の皆様へ
「 忍 」
還暦を迎えた年に仙台大学同窓会様から案内をいただき、同期卒業生同窓会に参加する機会がありました。卒業して三八年経過し、懐かしい顔ぶれを見たとき、入学して四年間苦楽を共にした思いがこみ上げてきて、感動するやら、切ないやらが複雑に絡み、何とも言えない気分を味わいました。
入学した時の強烈な思い出は、校歌や応援歌の練習でした。武道部が仕切り、今の時代ではかなり危ない指導をいただき、当時流行っていた漫画「嗚呼、花の応援団」を彷彿とするような厳しいものでした。
今、振り返ってみますと、この練習で、礼法を学び、母校の校歌を現在も歌え、いい詩だな、などと振り返ることもできます。
社会人になったとき、仕事がきついとき、この学生生活で経験した貴重な体験、部活動も学業も、すべて生きていると感じています。正に、人生は、「忍」と選択の連続であります。後輩諸君も時代の流れは異なれど、本学の精神はすばらしく、家庭的な雰囲気を醸し出すコンパクトな学校ですので、誇りをもって、社会に羽ばたくことを期待し、私からの檄文とさせていただきます。
現在,全国の同窓生の皆さんへ原稿依頼しています。同窓会ホームページへの掲載は,順不同になることもあるかと思いますので,予めご了承下さい。
全国の同窓生からの自由投稿,大歓迎です!お待ちしています!