更新日:2022/09/12
【第147号メッセージ執筆者】 諸橋 徹 氏(第11期生)
新潟県新潟市から全国の同窓生の皆様へ
「 遊 」
児童と共に過ごした38年間が終了しました。ここ数年は,少ない時間ですが,特別支援教育に携わらせていただき,今更ながら「子供は遊びで育つ」ことを実感しています。学校訪問をして感じることは,学校になかなか適応できない子供,子供達と信頼関係が築けない教職員が多くなっていることです。それを解消する一つに,「遊ぶこと」が挙げられると思います。子供たちは遊びで本来の姿を表出し,人とのかかわり方を学びます。少々乱暴な言い方ではありますが,学校での学びの中心は遊びを通しての信頼関係構築が最も重要なのではないかと思っています。
今は,コロナ禍における行動制限やSNSの普及によって人間関係が希薄にならざるを得ない状況下です。益々,信頼関係構築が困難な世の中になることが予想されます。子供たちを理解し,寄り添うために「共に遊ぶ」ことを心がけて欲しいと願っています。
現在,全国の同窓生の皆さんへ原稿依頼しています。同窓会ホームページへの掲載は,順不同になることもあるかと思いますので,予めご了承下さい。
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