今だからこそ、全国とつながる!SCリレー・メッセージ

コロナ禍に負けない 「今だからこそ,全国とつながる!SC(セレクト&コメント)リレー・メッセージ」第158弾

更新日:2022/10/03

【第158号メッセージ執筆者】  佐藤 武臣 氏(第12期生)

宮城県登米市から全国の同窓生の皆様へ

 

 

 

「 走 」

 仙台大学のOBの皆さん、そして現役学生の皆さんお健やかに過ごされておりますか。学生の皆さんは所属するスポーツにおいて心身を鍛え、目標に向けて日々努力されていると思います。卒業生の皆さん日々の生活の中にスポーツや運動を取り入れているでしょうか。

 大学入学当初、硬式テニス部はありましたが、軟式テニス部(現ソフトテニス部)がなく、仲間と共に同好会を立ち上げ、仙南病院のコートを借りて練習しておりました。ラケットを振る一方で走ることが好きで白石川の河川敷をよく走っておりました。卒業から四十年余り過ぎましたが、今でも各地のマラソン大会に参加して楽しんでいます。しかし、過去二年間は新型コロナウイルス感染拡大のため中止となりモチベーションの維持に苦労しました。今年五月三年ぶりにマラソン大会に参加してきました。還暦を過ぎいつまで走ったり大会へ参加出きたりすること分かりませんが、生涯、体育教師としての志を持って己の心身をより良い状態にする努力を続けていきたいと思います。三十二年間の教職を終え現在は宮城県栗原市の支援学校で初任研後補充の非常勤講師として努めています。高等部の生徒と共に走れることに喜びを感じています。

 また、仙台大学の若い後輩たちが毎年本採用として配属されていることに頼もしさを感じています。大谷海岸での遠泳など大学を離れての実習や学内での授業、部の活動全てが力となっています。好きなことは社会人になっても続けてください。「哲学者が走る」の著書の中に「人生における喜びは活動の成果ではなく、活動そのものに専念している瞬間、目的ではなく行為に専念する瞬間に存在する」いつまでも体育教師であり、走る哲学者でありたいと思います。仙台大学の益々の発展と後輩たちの人生がこれから先も輝きますように願っております。

 

 

 

 

現在,全国の同窓生の皆さんへ原稿依頼しています。同窓会ホームページへの掲載は,順不同になることもあるかと思いますので,予めご了承下さい。

 

 

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