更新日:2022/10/03
【第159号メッセージ執筆者】 木口 一男 氏(第12期生)
宮城県仙台市から全国の同窓生の皆様へ
「 志 」
昭和53年仙台大学に入学し、四年間毎日が楽しく、苦しく充実した日々を過ごすことができました。
特に、部活(硬式野球部)員として素晴らしい仲間に会えたことが宝です。
大学卒業後は、地元宮城県で警察官を拝命しその殆どは刑事警察に携わり、令和二年三月に無事定年を迎えました。現在は、上司の計らいで後輩の育成も兼ねて再任用として勤務させていただいています。
~ 発想の転換 ~
私は、これまで仕事においては「できない」ではなく「どうすればできるか」という考え方を心がけてきました。つまり、最初から「できない」と決めつけず、発想の幅を広げることを意識し、柔軟な思考で「どうすればできるか」を考えることです。諦めなければ道はあるということ、また、創意工夫により不可能と思っていたことが可能になるのです。
~ 学ぶ姿勢 ~
また、私は、人との出会いにより多くのことを学ばせてもらいました。先輩はもちろん、わからないことは同僚、後輩にも平気で聞いていました。「こんなこと聞いたのでは。」と恥じることは一度もありませんでした。やはり、わからないんだから教を請うしかない、調べるしかないからです。
~ 折れない心 ~
在学生の皆さんも今はコロナ禍で大変だと思いますが、苦境に直面しても折れない心を持ってください。ある方の著書に「志の高い人は、少々の苦難に心が折れることはない」とありました。
私も、警察官として「国民を守る」という志がありました。
だからこそさまざまな現場で大きな仕事を成し遂げられたと考えます。
高い志を持っていれば、どのような状況でも困難を克服できるということです。
在校生の皆さんも、今後社会人となっても、覚悟、柔軟な発想、学ぶ姿勢、高い志を持って活躍されることを期待しております。
現在,全国の同窓生の皆さんへ原稿依頼しています。同窓会ホームページへの掲載は,順不同になることもあるかと思いますので,予めご了承下さい。
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