更新日:2022/10/19
【第160号メッセージ執筆者】 山縣 栄寿 氏(第12期生)
福島県西白河郡から全国の同窓生の皆様へ
「 情 」
この一文字にした理由は・・・・
この漢字の前後に入る漢字は、誰しもが心の中に持っているもの、だけどもこの「情」(じょう・なさけ)を伴って行動しているか?と考えるとそれが「今」「薄れている」「忘れている」と思うからです。
コロナ禍において、世の中のあり方が10年ぐらい前倒しで突然来てしまい、イノベーションとモチベーションのあり方に右往左往しています。
「緊急事態宣言」「マスク着用」「卒業式・入学式・各種大会・行事の簡略化または中止」「リモート授業」「複数回ワクチン接種」「スティホーム」「リモートワーク」「ワークライフバランス」「リスキング」「SNS」「今だけ・お金だけ・自分だけ」「格差社会」「自己責任論」「国民選別論」「ウクライナとロシアの紛争」等々・・・
「心(精神の腐敗)」が想像以上に進んでいる気がします。これを巷では「ニヒリズム」と言うそうです。「個人が私利私欲剥き出しにして、欲望だけを求める。やがて、心は荒み社会は荒れ続ける・・・」今 そんな気がしています。
私は、大学時代は陸上競技部の跳躍ブロックに所属していました。卒業後は、福島県の公立中学校の保健体育の先生になりました。大学時代勉強しました〜3年の夏からやり始めました。これまでの人生の中で一番机に向かって勉強しましたね。One-shot pass。影の努力は報われます。でも友との付き合いはしていましたね。
あれから約40年・・・ 58歳の時早期退職(父親逝去ため)。教頭職まで勤めましたけど・・・今は、父親の家業を継ぎ会社を立ち上げ不動産管理業に勤しんでおります。
「今」自分が日常心掛けていることは
ぜひ「Z世代」といわれている在校生の皆さん。「リスク回避思考」「いい子症候群」「指示待ち」「プライベート時間優先」「それぞれが好きなことを大事にする時代」等々いろいろ言われていますが・・・
今、社会が求めている人は、コミュニケーション力(人と向き合うことでその人を知る力)のある人です。「電子機器上でも対面上でもです。」そのためには「心の柔軟性(情)」を持ち合わせること大切になってきます。体の柔軟性でないですよ・・・お間違いなく。
仙台大学生ならきっと・・・だいじょうぶ ファイト!
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