更新日:2022/10/19
【第161号メッセージ執筆者】 安信 義隆 氏(第12期生)
岡山県岡山市から全国の同窓生の皆様へ
「 光 」
大学を卒業後、早四十年が経過、私も六十二歳となりました。お久しぶりです。岡山県の安信です。
当時(昭和五十三年)は、岡山県からの入学は極めて珍しく、全学生のうち先輩を含めて二人のみだったと思います。しかし、この大きな冒険で得た知識と精神力が卒業後の私にとって大きな力になったことを今あらためて感謝しているところです。
さて私、バレーボールをしていたことから保健体育教員を目指し仙台大学に入学したわけでありますが、卒業後は、何を血迷ったのか思ってもみなかった警察官として三十八年間勤務し、令和二年三月に無事卒業することができました。
現在、新型コロナウイルス感染症の蔓延で思うような活動がままならない現況の中、在校生の皆さんをはじめ同窓生の方々も公私にわたり様々なご苦労をされていることと思いますが、この暗い長いトンネルの先にも必ず「出口」すなわち明るい「光」が見えてきます。
私も、長い警察官人生の中で、西日本豪雨災害をはじめ大きな事案に遭遇し急に目の前が真っ暗になる大きく長いトンネルを幾度も経験しましたが、その都度、自分なりの光を求め、なんとか任務を全うしトンネルを抜けることができました。
今、コロナ禍で不安を感じている皆さん、この長いトンネルも必ず出口は見えてきます。人間の力の偉大さを信じ、落ち着いて仙台大学生、そしてOB、OGらしく今できることを考え、前に向かって進みましょう!
退職後、縁あって今は、岡山県教育庁で微力ながら教育関係の仕事に携わっています。私も、もうしばらく、トンネルの先の「光」を見るため、第二の人生を頑張ってみます。
さあ皆さんも明るい「光」を求めて頑張りましょう。
現在,全国の同窓生の皆さんへ原稿依頼しています。同窓会ホームページへの掲載は,順不同になることもあるかと思いますので,予めご了承下さい。
全国の同窓生からの自由投稿,大歓迎です!お待ちしています!