更新日:2022/12/19
【第195号メッセージ執筆者】 森山 雄二 氏(第15期生)
第15期生飯塚洋一氏からのバトンパスです!
東京都中野区から全国の同窓生の皆様へ
本来の思想とは異にしますが、人生百年を四季に例えて、二十五歳までを春、五十歳までを夏、そして七十五歳までを秋、と区切って考えてみます。
大学に入学した昭和五十五年の春、十八歳の私の視界に飛び込んできた荘厳な蔵王連峰と一目千本桜の大パノラマは、「春」の記憶として強く心に残っています。
卒業して東京に戻り、就職、結婚、二男一女の子育てに奔走した「夏」はあっという間に過ぎ去りましたが、家族で共有してきた四季の風景をいつまでも語りあえることと、その中心となってきた妻に感謝をしています。
そして「秋」、かわいい孫の成長を見守りながら夫婦の時間を大切にして過ごしています。
いま、私たちは内外の諸問題をはじめ、コロナ禍という難題にも直面しています。私が人生の四季を生きるにあたり、自分自身を超克するための心の支えとなってきたのが、残雪の蔵王連峰を讃えるかのように咲き誇っていた桜並木の情景です。
大自然に囲まれている仙台大学で感じた四季それぞれの思い出は、やがて訪れるであろう「冬」に備えて自らを奮い立たせる良い薬となっています。
現在,全国の同窓生の皆さんへ原稿依頼しています。同窓会ホームページへの掲載は,順不同になることもあるかと思いますので,予めご了承下さい。
全国の同窓生からの自由投稿,大歓迎です!お待ちしています!