今だからこそ、全国とつながる!SCリレー・メッセージ

第217弾 「絆」

更新日:2023/06/20

【第217号メッセージ執筆者】  會田 義光 氏(第16期生)

第16期生根本栄輝氏からのバトンパスです!

福島県いわき市から全国の同窓生の皆様へ

 

 

 東日本大震災から12年となります。絆という言葉を当時はよく聞かれたかと思います。大学時代陸上競技部短距離ブロックに所属し横川先生の熱心な指導のもと全日本インカレ二年連続出場し厳しくも楽しい学生生活でした。飲み会コンパ全盛の頃、一気飲みなど心身共に鍛えていただきました。卒業と同時に社会人となりサラリーマンから起業し学習塾を20数年経営しました。子供達と一緒に勉強し、一緒に成長する日々を過ごしておりました。突然東日本大震災で生活が一変し福島県では原発事故にも見舞われました。生徒も避難を余儀なくされ仕事も出来ない状況になりました。当時の状況を思い出しますと毎日暗いニュースが流れ避難物資を頂きながらなんとなく生活を送っておりました。そんな時にワールドカップサッカー女子サッカー優勝の映像を見て感動しスポーツの可能性を感じた瞬間でした。その直後から自分自身を奮い立たせるきっかけにもなりました。すぐに求職活動し原発から代替としての発想から太陽光パネル販売会社へ就職しました。右も左も分からず苦労しましたが、学生時代の陸上仲間がハウスメーカーに携っていたこともあり一年ちょっとで役員になるまで売り上げを伸ばすことができました。そんな時にお客様の(株)Jヴィレッジ総務勤務の方から施設設置のご提案を受けプレゼンを行っておりました。そうこうしているうちに(株)Jヴィレッジ副社長で元なでしこジャパン監督から再開するので職員にならないかとお声掛けいただきました。体育大学出身でもあり最後に福島県への恩返しの思いでお受けする事に致しました。福島県復興のシンボルでサッカーの聖地で働ける事に誇らしさを感じる反面責任も感じております。直近ではJヴィレッジハーフマラソン事務局として後輩の福島県出身アテネ五輪オリンピアン佐藤光浩氏をゲストに招待し開催、ももクロコンサート・聖火リレーグランドスタート・24時間テレビ等、これからは来年からのインターハイサッカー固定開催など準備段階になっております。Jヴィレッジで働いて六年になろうとしておりますが、大学には現在でも学長はじめ小池先生のもとにご相談とご助言を頂きにお邪魔しており大変感謝しております。同窓生の皆様、コロナ禍で大変でございますが皆様の健康を祈念し挨拶とさせて頂きます。

 

 

 

現在,全国の同窓生の皆さんへ原稿依頼しています。同窓会ホームページへの掲載は,順不同になることもあるかと思いますので,予めご了承下さい。

 

 

 

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