今だからこそ、全国とつながる!SCリレー・メッセージ

第226弾 「縁 ~えにし~」

更新日:2023/08/29

【第226号メッセージ執筆者】  池田  武 氏(第17期生)

埼玉県秩父市から全国の同窓生の皆様へ

 

 

 私が仙台大学を志願したのは小学校から続けてきた剣道を活かしながら、教員を目指すことでした。大学卒業後は母校で高校時代の恩師の元、非常勤講師での教員生活がスタートしました。その後4校勤務を経て、昨年より再び母校で教鞭をとらせて頂くこととなりました。しかし残念なことに、以前は剣道で全国の強豪校であった皆野高校は今年度の新入生を最後に統廃合になります。

 さて、当時の仙台大学での剣道部の練習場は現在のような立派な剣道場は無く、第一体育館を体操部やバスケット部とローテーションで使用していました。しかも、遅番であったり早番といった状況でした。1年生は坊主頭なんて事が当時の常識であったり、雨が降ってくると講義そっちのけで上級生の剣道具を仕舞にいったりなど思い出は尽きませんが、現在私があるのも斎藤先生の熱いご指導とかわいがって頂いた先輩方、競い合った仲間のおかげだと思っています。

 斎藤先生が剣道の八段(現在の最高段位)を合格した際にお祝い会で先輩、後輩がたくさん集まり剣道部の卒業生の結束を感じました。

 教員生活も終盤となりましたが、遠征先で仙台大学の先輩、後輩の皆さんと練習試合をしたり、皆さん方の活躍に接することができました。また、仙台大学の錬成試合に招待して頂きました。顧問としての目標であった関東大会に出場できたことが何よりの思い出となりました。

 まさに「縁」ですね。

 終わりにこのたびの機会を得て船岡の桜や白石川の清流を思い、また見れる時を願いながら、仙台大学の発展と同窓生の皆さんのご健勝と活躍を切に願っています。

 

 

 

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