今だからこそ、全国とつながる!SCリレー・メッセージ

コロナ禍に負けない 「今だからこそ,全国とつながる!SC(セレクト&コメント)リレー・メッセージ」第30弾

更新日:2021/07/09

【第30号メッセージ執筆者】 永岡 博成 氏(第23期生 神奈川支部)

第18期生小林一郎氏からのバトンパスです!神奈川県小田原市から全国の同窓生の皆さんへ
 
 
 

「 友 」

 大学を卒業し約30年の月日が立ちますが、大学時代に戻れるなら戻りたい。それはとても充実していたからだと考えます。ほとんどの者が親元を離れ大学の周辺で暮らし、勉学はもちろんだが、同じ目的に向かったサークル活動で共有した仲間と喜怒哀楽を共にし、大人だけれども大人ではない貴重な時間を過ごせたのは人生にとって大切な経験ではないだろうか。だからこそ今でもその友に、自分が困っている時や、決断しなくてはならない事は真っ先に連絡しアドバイス等を貰っています。近くにいなくとも心の通じ合う友がいつも存在し後押ししてくれるからこそ一生涯付き合え、支え合える友が出来る環境、それが大学にはあると私は思っています。時代は大変変わりました。またコロナ禍の影響で生活様式に変化も有る事も事実です。画面上でのコミュニケーションは増えていますが、是非温度や感情を直接感じる対面を大事にしながら実りある大学生活を送り人生の友を築いてください。充実した日々を送れた卒業生は願います。

 

 

 <事務局から感謝を込めて>
 「充実の大学生活」と胸を張って振り返る。
 筆者のメッセージ,大学時代の振り返りには,純粋な感情が熱を帯びて纏わりついている。大学時代が鮮明な描写で「あの時に戻りたい」の思いと共に伝わってくる。30年の月日が流れたとは思えない熱を感じる。格別な青春の1ページであることが分かる。
 大学生活で人生の友と出会った。筆者は,一生涯付き合え,支え合える友が出来る環境が大学生活にあると言っている。自身の体験から迷いなく言い切ることが出来る。仙台大学だからこその環境だと言える。近くにいなくとも心の通う友の存在は,常に人生の協力者として,並走して歩みを進めてくれる。いつ何時でも心から離れることはない。これが真の友である。筆者自体の人生観が友との出会いを創った,生み出したといった方がしっくりくるかもしれない。ややもすると,現状で良しとしてしまうところに,温度・感情といった大切なものが鎮座していることがある。
 コロナ禍,不安な状況が続く。人は安心を求める。筆者の言うように,コロナ化が加速させた,これからの生活様式だと断定する風潮に惑わされることなく,人間が生きる上で譲ることのできないものを大切にしていきたいものだと思う。

 

 

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