更新日:2022/07/20
【第126号メッセージ執筆者】 佐久間 郁男 氏(第10期生)
埼玉県草加市から全国の同窓生の皆様へ
「 支 」
私は現在、埼玉県の草加市において、SSWとして勤務し、合わせて市からの委嘱によりスポーツ推進委員として活動しています。
大学卒業後、福島県で高校の非常勤講師として勤め、その後埼玉県で中学校の保健体育教師として採用され、30年以上お世話になることになりました。その間、草加市及び埼玉県南部の中体連理事長、ならびに県中体連の常任理事も合わせて10年間務めました。そして、58才から3年間は、初任者として勤務した中学校に教頭として赴任し、60才で退職し現在に至っています。
次に私の現在までの生活体験を通して、感じ、気付かされ、改めて実感させられたことについて記させていただきます。
今年(2022年)2月に尊敬し、支えられてきた弟が心筋梗塞により、61年という短い生涯を閉じてしまいました。私にとって節目節目の時に、いつも叱咤激励し心の支えになってくれていた弟が亡くなってしまったという悲しい訃報が届き、しばらくの間はその事実を受け止めることが出来ませんでしたが、春と共に現実に向き合って、今・これからを見つめていこうという前向きな思考へとシフトできるようになって参りました。現在の私の心の支えは、最愛の妻であり、娘・息子の二人の子どもたち三人の家族です。
過去に三度の大病を患い、大きな手術・入院を経験しましたが、その都度家族からの献身的な看護により克服し、現在は健康的な日々を過ごすことが出来ています。
今、改めて思うことは、本当に多くの心ある人たちに支えられ、自分は生かされてきたんだなーということです。学生時代の友人、恩師、職場の同僚・上司・多くの教え子たち、そして大切に育ててくれた両親、何よりも身近にいる家族たちです。
活かされた命、これからの人生、支えられてきた私が、誰かのために支える存在になっていきたいと考えています。SSWとして少しでも子どもたち、保護者の心の支えになっていきたいと思っています。傾聴あるのみ!
最後になりましたが、今回の原稿依頼により、現在までの私の生き様を改めて振り返る良い機会となりましたことを心より感謝申し上げ、つたない文章ではありますが送付させていただきます。
本当にありがとうございました。
現在,全国の同窓生の皆さんへ原稿依頼しています。同窓会ホームページへの掲載は,順不同になることもあるかと思いますので,予めご了承下さい。
全国の同窓生からの自由投稿,大歓迎です!お待ちしています!