仙台大学同窓会
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更新日：2022/11/24
【第１８４号メッセージ執筆者】 鈴木 康弘 氏 （第１２期生）
茨城県水戸市から全国の同窓生の皆様へ
「 健 」
私は昭和５３年入学し４年間剣道部に所属しておりました。
入学当時４０年前はサザン・オールスターズがデビューした年。携帯もない、アパートにはテレビもない、買い物するコンビニもない、しかしたばこはどこでも吸い放題で今とは全く違う時代でした。大学正門前の二瓶？銀座通りのたこ焼き屋まだあるのかな？よく買って食べていました。たこ焼きは絶品でした。
入学前剣道部の合宿に参加させて頂き、それから４年、部の先輩・同期・後輩にも助けられながら無事4年間続けることができました。ありがとうございました。大学3年時に同期の大野君の助けもあり剣道４段を取ることもできました。しかし小学校から大学4年までの13年間剣道を続けましたが卒業後は剣道をすることはありませんでした。大学まで剣道を続けてきた事、剣道四段をとれた事が大きな自信となりました。仕事関係または人間関係を作るうえで自信をもって言えてきたことだと思います。
大学卒業後は製薬会社に入社し担当が新潟→宮城→福島を転勤し３０歳で外資系の製薬会社に誘われ転職。その後茨城→山梨→長野を転勤。糖尿病薬・抗がん剤・アレルギー薬抗生物質他多数の薬剤を担当し病院・開業医・薬剤師に製品紹介するのが私の仕事でした。転勤したことで転勤先の多くの方と出会いたくさん楽しい経験ができました。山梨の富士山の美しさ・長野の３０００ｍ級アルプスの絶景は最高でした。
製薬会社の仕事はクリーンなイメージもありますが、競争は激しく人間関係を重視する事も多々多く大学まで竹刀を握っていたのをお酒のグラスに変え・ゴルフクラブに変え・スキーストック・登山リュック・カヌーのオール・釣り竿・空手・テニスラケットなどに変え体力勝負。体育学部ならではの経験が仕事に活かせたと思います。
私は仙台大学を卒業し全く体育大学のイメージとは違う会社に就職しましたが自分には最高に合った就職先にたどり着いたような気がします。
何もかも便利な時代になり我々の時代とあまりにも違いアドバイスが難しいのですが、今まで何人もの若い方をみてきましたが今の若い方はすばらしいです。今後体育学部での経験を活かせることは沢山あると思います。
仕事も大切ですが健康面はもっと大切です。コロナだけではありません。体を守るためにも体を鍛え自己管理することによって道は開けると思います。頑張って下さい。
仙台大学のＯＢの皆様・在学中皆様のご健勝お祈り申し上げます。
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