更新日:2022/12/02
【第188号メッセージ執筆者】 山口 正樹 氏(第14期生)
群馬県伊勢崎市から全国の同窓生の皆様へ
突然の「・・・リレー・メッセージ」の執筆依頼に驚きと戸惑いになかなか筆を執ることが出来ませんでした。大学卒業後約40年近くの月日が流れ振り返ってみた時「力」にたどり着きました。
私の中の「力」は筋力や重いものを持ち上げる体力的なものだけではなく、主に人が備え持つ様々なものです。この同窓会活動を続けている皆様の継続力や運営力もその一つだと思います。卒業後体育学部とは畑違いの民間企業(製造業)で生計を立ててきました。
営業畑で約20年、工場管理で7年そして9年の海外工場責任者として常に悪戦苦闘し続けてきました。営業ではいわゆる一流商社やメーカーの高学歴者との交渉、接待の日々で学力不足を痛感し政治や経済、世界史や日本史の社会学を積極的に学び、工場管理では生産性を導くための物理や数学、マネジメント、工場責任者としては人事、経理、外国語(中国語)・・・学び続けたサラリーマン人生でした。
学ぶために必要なものが様々な「力」ではなかったかと感じています。継続力、精神力、想像力、創造力、考察力、交渉力、包容力、計算力(数字の計算だけではない)・・・。
人間が備える様々な能「力」を人生の中で発揮しなければもったいないと60歳を過ぎ思い起こしているところです。
人の持つ能力には上述した通りたくさんありますが、大儀にはなりますが人間「力」が大切だと思っています。それぞれ人間力の捉え方は違うかもしれませんが、人と人で成り立つ社会であり繋がりや信頼関係を構築し組織内でも夫婦、親子間であっても人間力は必要な「力」ではないでしょうか?
若い時にもっと「力」不足を自覚し向上心を持って努力・工夫ができれば、と反省しきりです。コロナ禍でももっと何かできるものがあるはず・・・
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