今だからこそ、全国とつながる!SCリレー・メッセージ

コロナ禍に負けない 「今だからこそ,全国とつながる!SC(セレクト&コメント)リレー・メッセージ」第8弾

更新日:2021/01/28

【第8号メッセージ執筆者】丹 孝平 氏(第10期生 令和2年度同窓会福島支部支部長)

福島県いわき市から全国の同窓生の皆さんへ!

 
 

 

2019天皇杯!仙台大学対いわきFC応援 福島市会場にて

「繋」
 繋ぐ、繋がる、繋げる。 仙台大学を卒業してから早41年が経ちました。

 その間、母校仙台大学の発展の様子、後輩諸君の活躍の様子を広報紙で拝見し、いつも当時の様子を思い出しながら、その変わりようを想像して楽しい時間を過ごしておりました。
 そんな中、今から4年前に十期生還暦同期会開催について連絡をいただき、卒業以来、実に38年ぶりに懐かしい母校に足を運ぶことになりました。集まった同期生は皆年輪を重ね、当時の面影を探しながら懐かしくも楽しく充実したひと時を過ごさせていただきました。今思うと、間違いなくその懐かしい出会いを機に、仙台大学同窓会福島県支部再開の機運が高まったのでした。
 私が住む福島は、東日本大震災で地震・津波の被害と同時に、原発事故の影響が十年経った今も深く残る地域です。そんな中で、同じ福島に生きる仙台大学同窓生を「繋ぐ」ためにも、同窓会県支部の再生を目指すこととしました。そして、その「繋ぐ」ことへの情報発信に対して多くの賛同をいただき、「繋がる」同窓生の皆さんが参加してくださいました。
 「この指とまれ!」と、現同窓会理事として活躍するT君と母校の教授として後輩たちの後押しをするE君、そして自宅が津波で流されても逞しく生きる相馬のY君と共に手を繋いで差し出した「人さし指」に多くの方々が繋がってくださいました。
 そして、このコロナ禍の中、先行き不透明な状況ではありますが、仙台大学同窓会福島県支部として今何ができるか、これからも微力ながら、より多くの同窓生、現役学生の皆さんとの交流を目指して「繋げる」ことを思い願い、活動していきたいと思います。
 思えば、我々仙台大学同窓生は、同じ船岡の地でそれぞれの思いや願いを実現するために切磋琢磨した経験を共有する仲間、同志であります。この時期だからこそ、世代を超えて、地域を超えて、これからも母校仙台大学の益々の発展と、後輩諸君の限りない活躍を心から願っております。
“負けるな コロナに!! 輝け 仙大魂で”

 

 

<事務局から感謝を込めて>
「この指とまれ!」の人差し指にとまると、また人先指が現れる。誰もが人差し指にとまれた時の安堵感は覚えている。このことだけで、人は安心して繋がることが出来る。「この指とまれ!」には安全な環境の保証があり、誰もが心を許し合える関係性が生まれる。真の心の温かさを感じる。「この指とまれ!」「みんな集まれ!」同窓会はこう在りたいものだと強く思う。

 

 

 

 現在,全国の同窓生の皆さんへ原稿依頼しています。同窓会ホームページへの掲載は,順不同になることもあるかと思いますので,予めご了承下さい。
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