更新日:2021/09/02
【第45号メッセージ執筆者】 三浦 武彦 氏(第1期生)
宮城県黒川郡大和町から全国の同窓生の皆さんへ
「 赤 」~「赤(セ)茶(ピア)色したスクラップブック」
赤茶色のスクラップブックには,私の青春がぎっしりと詰まっている。
ページを捲っていくと,昭和45年に第1回大会が開催された,仙台六大学野球リーグ戦のページが「ピタッ」と止まった。すると同時に,当時の様子が蘇ってきた。
懐かしい空気感,懐かしいグランドの土の匂い,懐かしい仲間,懐かしいユニフォーム姿,懐かしいスパイクの跡,懐かしいボールへの感触,何ともいえない緊張感と高揚感。等々見事なまでに,しかも鮮明に蘇ってきた。青春そのものであった証しであろう。
赤茶色のスクラップブックからちょっと目を離し,足元を見れば,こればかりは如何ともし難い事ではあるが,もうすぐ後期高齢者である。
東日本大震災を経験し,その後10年目には,新型コロナウイルス感染症の影響で,今までの生活とは一変。新しい生活様式になってしまったその現状を赤茶色したスクラップブックの余白に貼っておこう。
一つ残念だったことは,本年(令和3年7月)開催の東京オリンピック・パラリンピック大会である。
前回(昭和39年10月)と今回の2回の東京大会を会報記事にと考えたが,原稿締切が大会前のため,私の記録として真っ白なスクラップブックの第1ページに残しておこう。
現在,全国の同窓生の皆さんへ原稿依頼しています。同窓会ホームページへの掲載は,順不同になることもあるかと思いますので,予めご了承下さい。
全国の同窓生からの自由投稿,大歓迎です!お待ちしています!