今だからこそ、全国とつながる!SCリレー・メッセージ

第208弾 「戦」

更新日:2023/01/27

【第208号メッセージ執筆者】  羽賀 宏一 氏(第15期生)

新潟県新発田市から全国の同窓生の皆様へ

 

 

 「ブラボー」の雄叫びが日本中を駆け巡る中、悔しくもサッカー日本代表の夢は儚くも砕け散り「戦い」に終止符が打たれた頃、メッセージの依頼が舞い込んで来ました。今年を象徴する漢字も「戦い」との事ですので、この漢字で同窓生の皆様へメッセージを送りたいと思います。ふと、四十二年前、仙台駅のドムドムで生まれて初めて食べた“ハンバーガー”と“シェーク”の味を懐かしく想い出しながら、つい昨日の事の様な大学生活を振り返る機会となりました。「戦」の思い出は、やはりラグビー部での四年間です。前歯は四本失ったものの、それ以上に替えがたい友やスピリットを得る事が出来ました。「ONE・FOR・ALL」{ALL・FOR・ONE}「ノーサイド精神」は今も私の心の中に深く刻み込まれています。そして、その精神は現在の仕事にも役立っており、今迄の人生の心の支えになってきました。一人では何も出来ない事、全員でスクラムを組んで挑戦し続ける事の大切さを身を持って感じております。さて、広く世界を見渡せば「戦争」に明け暮れる国もあれば、その日の食べ物にも困っている人々、安心して眠る事すら出来ず、毎日厳しい「戦い」に直面している人々が多くいます。日本でも各地で起こった自然災害で未だに不自由な生活を送っておられる方々、東日本大震災から十年以上も経っても、未だに自宅へ戻れない方々、大切な人を失った方々、夢を諦めざるを得なかった方々、本当に毎日が「戦い」の連続だと思います。こうした多くの方々が一日も早く普段の生活に戻れます様に祈るばかりです。是非、同窓会としても、引き続き出来る限りのサポートを全国に発信して参りましょう。コロナとの戦いも三年以上が経ちますが、未だに窮屈な生活が続いています。それでも、長いトンネルの先に微かに明かりが見え始めた気がします。「戦」には「終」が必ずあります。トンネルを抜けた先には平和で明るい未来が待っています。これからも、粘り強くそれぞれの「戦」に勇気を持って立ち向かい、勝利を掴み取りましょう。私の住む新潟はこれから「雪」との戦いですが、雪解けの春を楽しみに毎日の渋滞と戦ってまいります。

 末筆ながら、在校生、同窓生のご活躍とご健康を祈念申し上げメッセージとします。

 「ブラボー」

 

 

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