更新日:2023/09/13
【第233号メッセージ執筆者】 小出 義則 氏(第20期生)
福島県白河市から全国の同窓生の皆様へ
私が仙台大学で培ったのは「芯」です。ただひたすら陸上をやりたい思い、高校時代の雪辱を果たしたく大学の門をくぐりました。 投擲選手としてはパワーが圧倒的に足りなく、女子先輩方の筋トレに合流し迷惑をかけていたことを今でも思い出します。こんな学生生活をおくっていましたが、大学2年の時「投げやり」から「槍投げ選手」に変わるターニングポイントが訪れました。それを機に「願いは叶う」の言葉が胸に刺さるようになり、この意味を身をもって知る機会をいただきました。競技者としての「心構え」取組む姿勢や過程の大切さに気づかされたこの時の経験が、今の私の礎になっています。
中学校教員となって、34年の月日が流れました。子どもたちに、「調和のとれた人としての基礎を身につけること」「努力の大切さ」さらに、今一歩踏み込み、「夢・目標は明確か」「なりたい自分を持っているのか」等伝えてきました。ここ数年は、自己肯定感を高められることを目指し、「楽しさ」「休むことの大切さ」も伝えるようになりました。これらの言葉が、子どもたちの生き方の一助となれば幸いであり、教師冥利に尽きると考えています。
終わりに、私は令和5年度より仙台大学同窓会福島県支部事務局次長の大役を仰せつかることになりました。先月8月には、コロナ明け3年ぶりに支部総会が開催され、6期から52期(令和4年度卒業)の同窓生が集まり、親睦を深め広められたことが、仲間との絆を肌で感じるすばらしい機会となったことは言うまでもありません。次年度も開催予定です。多くのOB・OGの皆様にお集まりいただき、楽しいひとときを過ごすなかで、もう一つの「芯」を作っていきたいと思っております。
現在,全国の同窓生の皆さんへ原稿依頼しています。同窓会ホームページへの掲載は,順不同になることもあるかと思いますので,予めご了承下さい。
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