更新日:2021/04/30
【第20号メッセージ執筆者】齋藤 寧 氏(第6期生 令和2年度宮城県大崎支部事務局長)
宮城県遠田郡美里町から全国の同窓生の皆さんへ!
「 躍 」
【躍】(やく)。躍進、一躍、跳躍、飛躍、勇躍、活躍、躍動、躍如、躍躍、雀躍 …「心おどる。跳ね上がる。勢いよく動き回る。飛び跳ねる。つきすすむ。躍り上がって喜ぶ。跳ぶように走る。」などなどの意味を持つこの【躍】です。
大学においては、昨今「スポーツ・運動関連」「福祉関連」「マスコミ関連」での向上発展が見られると共に、さらには「幼児教育」や「高校との連携」「外国の大学との連携」そして「企業や各自治体との連携」にも力をいれていることなど素晴らしい飛躍を遂げている。また日本各地でOB・OGの社会貢献や現役学生もいろいろな形で活躍していることをマスコミや大学の広報誌等で公表されていることは、卒業生の一人として誇りに思っています。
東日本大震災から10年が経過しました。私は当時気仙沼市内において未曾有の震災体験をした。まだまだ「復興」とは名ばかりで途上にあります。家族を失った職員やいまだに家族が行方不明の職員もいました。心に傷を負った人々の思いは言葉では言い表せないものがあります。また、震災を含め日本各地での災害等で大きな痛手を被ったOB・OG、そして現役学生もいたのではないでしょうか。しかし、この10年いろいろな思いを胸に「何とかしよう」という一人一人の思いが何とか世の中を支えてきたものと思っています。そのような中、世界で「新型コロナウイルス感染症」が発生しました。日本各地で対策を講じているものの先の見えない状況下でもあります。このような状況下の中だからこそ、周りの人々と協力、団結し合い、「今できること」を実行し続けること、常に前に突き進むこと(【躍】)が求められていると思います。全国のOB・OGそして学生のみなさん、自分自身が「今できること」を実践していきましょう。最後に、大学の益々の発展とOB・OG・学生の皆様の益々のご活躍とご多幸、ご健勝を心より願っています。
<事務局から感謝を込めて>
筆者は10年前,東日本大震災の被災地の中でも被害の最前線にいた。日本列島は災害列島であり,多くの地域が災害に襲われている。皆が被災者といっていいほどの災害が発生している。そして,現在は新型コロナウイルス感染症が蔓延した状況下で,日本全国で関連死亡者数が一万人を超えた。終息を願い,仕事の仕方,生活の仕方に制限をかけ工夫をしながら,毎日を少しでも明るい方へと歩みを進める。向かっている方向が本当に明るい方なのか疑いもすることなく。その余裕さえないのかもしれない。
筆者は「今できること」を強調している。先の見えない今大切なのは協働・団結・連帯等のフレーズであると。このフレーズの基「今できること」を徹底して実行し続けること。全国の同窓生,現役大学生の皆さんが自分自身の「今できること」を本気になって実践すること。このことに尽きると。
仙台大学の飛躍,全国の同窓生。現役大学生の活躍は「今できること」を成し遂げるところにあり,常に前へ突き進む。このことが仙台大学・仙台大学同窓会の力の源・【躍】である。
現在,全国の同窓生の皆さんへ原稿依頼しています。同窓会ホームページへの掲載は,順不同になることもあるかと思いますので,予めご了承下さい。
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