更新日:2022/11/15
【第171号メッセージ執筆者】 北尾 和典 氏(第13期生)
埼玉県蕨市から全国の同窓生の皆様へ
「 縁 」
高校時代の部活動顧問から「保健体育教師になれ!」その一言で私の人生が決まりました。紆余曲折を経て船岡の地に降り立ってから、四十四年の月日が流れ去りました。故郷に戻り教員として過ごした三十八年、定年を迎え、現在再任用参与として二年目になります。高校三年の時に新任として赴任された恩師の一言がなければ、違う人生を歩んでいたと思います。しかし、お陰様でここまで素晴らしい道を歩いてくることができました。
船岡の地でも素晴らしい師と多くの良き先輩・同輩・後輩とめぐり逢いました。私の楽しみの一つに、宮城の地で師や同級生と過ごす至福の時があります。
数か月前、テレビをつけると教え子が映っていました。ザノンフィクションという番組でした。痴呆症や自閉症などのサポートをする苦労の多い会社を経営されていました。前後編で二週にわたって放映されました。その中で気になる一言がありました。「高校時代の部活動顧問の勧めで、今の仕事をしている。」改めて、教員という職業の責任の重さを感じました。
今まで出会った全ての人の人生に幸多きことを心より願っています。
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