更新日:2023/09/13
【第231号メッセージ執筆者】 千葉 正人 氏(第18期生)
宮城県東松島市から全国の同窓生の皆様へ
東日本大震災から十二年四カ月が経過しました。卒業後、宮城県の教員に採用され、女川町にある離島の中学校から教員生活が始まり、今年で勤続三六年目になりました。
東日本大震災当時私は、石巻市の大川中学校に勤務していました。大川地区では、多くの児童・生徒や地域の方が犠牲になりました。その後、石巻市教育委員会学校安全推進課に勤務し、石巻市の学校安全を推進して参りました。現在は蛇田中学校長として、生徒が「安心・安全」に学校生活を送ることができるように、防災教育を進めています。私の出来ることは、震災の犠牲に報いるために、大きな教訓として、語り継ぐこと、再び同様な被害を生まないために学校防災の充実に向けた継続的な努力と工夫をすることと考えます。「命があれば、未来・夢がある。」「命があれば、何でもできる。」人は、災害に勝つことはできませんが、災害に備えることで「命」を守ることができると思っています。
現在,全国の同窓生の皆さんへ原稿依頼しています。同窓会ホームページへの掲載は,順不同になることもあるかと思いますので,予めご了承下さい。
全国の同窓生からの自由投稿,大歓迎です!お待ちしています!